「新築建売物件好評分譲中」という広告を見かけます。
新築と言われるからには新しいのでしょう。
では、新築がどれくらいの期間の物件かご存知ですか?
法的に定められた新築は、人が居住したことがない築1年未満の物件を差します。
と言う事は、この分譲物件は築1年未満で人が住んだことがない物件となります。
では2年目に突入したら?
有無を言わさず未入居物件、つまり中古物件と同じ程度しか価値がないとみなされます。
では、このような分譲住宅に投資をする場合ですが、この場、かなりのリスクが伴うと言えます。
物件の老朽化が始まると同時に、資産価値も半分以下になっています。
分譲の為に2000万で建物を建て、1000万の土地を買ったとして、それが1年以内に売れなければ建物の資産価値は1000万しかないという実に悲惨な話が待っています。
いわゆる、土地の価格については評価額などによって変動する場合があるんですね。
もしも、自分の持っている山などを分譲地として切り売りするとしても同じです。
その土地を改良したり、販売の為に不動産業者に委託したり・・・。
ともかく投資にお金がかかって減価償却ができない可能性もあります。
不動産投資を考えるのならば、賃貸物件やマンションなどにする方が賢明でしょう。