先物取引は素人には難しいものと敬遠されがちですが、きちんと勉強すれば資産運用の投資先としては適していると思います。
誰でも参加しやすいように、さまざまなルールと機能が用意されているので、ある意味株取引よりも参入しやすいかもしれません。
また商品先物取引では「売り」から参入することが出来ます。(実物取引では「買い」から入る必要があります。)
その場合、取引代金の他に委託証拠金といわれる保証金が必要になりますが、一般的に株取引の空売りをする時に必要な多額の預かり金などに比べれば少額のものです。
ただし、少額と言ってもリスクはありますから、自己責任で投資額を管理する必要があります。
少ない証拠金でレバレッジを聞かせて大きな商いを行うことも出来ます。
普通は商品代金の10%程度の証拠金で売買することが可能です。ほとんどの商品の委託証拠金は10万円未満となっています。
もちろん、自分の予想と反対方向に価格が変動し、大きな損失を被ることも十分考えられますので、資金は十分な余裕を持って調整することが必要です。
株価のように会社の倒産などによって価値がなくなることはありませんが、レバレッジを効かせるほどハイリスク・ハイリターンになることを忘れてはいけません。