二極化するパチンコユーザー
貸玉料金は1玉上限4円と法律で定められ、4円のパチンコがかつては主流でした。
最近になっては1玉1円、2円更には0.5円のお店も登場しています。
1玉あたりの料金が下がるにつれ、ギャンブル性は押さえられ、低資金で遊技することが出来ます。
大手チェーン店に対抗して、全館低貸しパチンコにするお店もある程です。
お金が少なくてもパチンコで遊びたいというヘビーユーザーや、時間潰し程度で軽く遊びたいライトなユーザーが低貸しパチンコを利用するようです。
低貸しパチンコでは確率の緩やかな台(甘デジ)が主流の機種構成が多いようで、「遊ぶ」ことが重視されたスタイルになっています。
逆に4円玉貸しのスタイルのパチンコでは、「ギャンブル」としての側面が強調され、確率が辛い分、当たった時の出玉や継続率が高いいわゆるMAXタイプが好まれる傾向にあります。
今後のパチンコ業界ではこのニーズをしっかりくみ取った経営を迫られます。
規制による縛りももちろんですが、顧客の多様化も確実にパチンコ業界では起こっていると言えます。
今後はより付加価値をパチンコ店には求められることになると感じます。