スパイシーさとまろやかさのあるやさしい香り
当店お薦めのお線香です。 まろやかなタニ沈香の香りを感じる古典的な香りのお線香です。 『東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ』 この歌は、901年(延喜元年)、菅原道真公が都から太宰府に左遷されようとする日、日頃愛する自宅の庭の梅の木に別れを惜しんで詠んだ有名な歌です。 主人を失った梅はその後を追うように、一夜にして京より道真公のもとに飛来したと伝えられています。 これが千有余年を経て今に伝わる『飛梅伝説』です。 『飛び梅』は、道真公が懐かしんだ香り高い梅にちなんで名づけられました。 正倉院の『種々薬帳』にも記載されている沈香、白檀、丁香(丁子)、桂心(桂皮)、木香をはじめ、聖書にも登場する甘松、楊貴妃が愛したと云われる龍脳など、希少かつ伝統的な天然香料を梅栄堂秘伝の調香により現代に通じる新しい香りとして作り上げられています。 遙かな いにしえの都に思いを馳せながら、風雅な趣漂う香りをお楽しみください。
お香・線香・香木の専門店 香源
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